事務所貸しビルの一室を、障害者就労支援施設として使うためのリノベーション。インターネットでDrawerの事例を見た施設の方からご相談をいただきました。
障害者就労支援施設を運営する際は、運営についての基準のほか、施設の空間についても、人の目が届かない閉じた居室をつくらないなどといった自治体による条例があり、それらを遵守しつつ、主張の少ないニュートラルな空間にリノベーションしました。白一辺倒だと、かえって無機質で冷たい雰囲気になってしまうので、床は木の素材感を感じるフローリングを貼り、面談室や事務室の室内窓は木製のものをセレクト。壁の一部はブルーの塗装で仕上げることを提案し、明るくやわらかい雰囲気の空間になりました。
所在地:東京都杉並区
竣工年:ーー
リノベーション年:2016年
建物規模:ーー
構造:鉄筋コンクリート造
延床面積:ーー㎡
設計・施工:Drawer