築100年近い古民家のリノベーション。洋風の応接間と間続きの和室で構成された、まだ世田谷にこんな家が、と驚くような立派な造りの平屋建てでした。これまでも賃貸してきた家で、建て替えるべきか悩んだものの、できれば残したいというオーナーの意向で、設計事務所にリノベーションを依頼。Drawerが施工を担当しました。
床は貼り替え、壁は重ね貼り、天井は既存天井を撤去して小屋裏と梁を現しにしつつ、断熱化。水回りは設備機器も配管も総入れ替えして、キッチンは白タイルでモダンに仕上げました。窓やドアなどの建具は既存のものを補修して活かしました。大正時代の雰囲気を感じられつつ、現代の暮らしも受け入れる住まいに生まれ変わりました。
所在地：東京都世田谷区
竣工年：不詳
リノベーション年：2013年
建物規模：平屋建て
構造：木造
延床面積：約75㎡
設計：SPEAC
施工：Drawer
