お母様がお住まいになられていた家。ご高齢で一人暮らしとなり、娘さんの家に転居。空き家になって7年ほど経っていました。そのあいだ、息子さんが管理していましたが、通い続けるのもなかなか大変。将来家族が住むかもしれないことや、お母様の家への思い入れもあり、売却は考えていませんでした。そこで賃貸活用することを考えたそうですが、相談に行った不動産屋の返答は「200万円から300万円のリフォームをしないと貸し出せない」というもの。そこまで費用をかけて賃貸に出すべきかお悩みになり、ご相談に来られました。
建物は構造には不安がなく、内装も仕上げ直せば問題ないような状態でした。そこで、オーナーとDrawerが賃貸契約を結び、Drawerが代理大家として、現状そのままで入居者による改装がOKな物件として転貸。賃貸管理を行うのが施工屋という強みを活かし、入居者自身で対応しにくい修繕や外構の整備などはDrawerが行い、DIYの相談に乗るなどして入居者のDIYをサポートしながら運用しています。
所在地：東京都八王子市
竣工年：1979年
リノベーション年：運用開始年2019年
建物規模：２階建て
構造：木造
延床面積：約100㎡
管理・運営：Drawer
※こちらのプロジェクトは「カリアゲJAPAN」の空き家活用サービス「ソノママ」で活用した事例です。
