2015.08.19

ふたりでつくる家

学芸大のマンションリノベーション (DIYシリーズ003)

「本当は全部自分たちでやりたかったんです。だけど、いろんなDIYセミナーに参加してみて、フローリングとか壁とか自分たちだけじゃできないことがあるってわかったんです。」

この物件は、クリエイティブなお仕事をされていて、プロジェクトが始まる前にイギリスの玄関扉だったというアンティークのドアを購入してしまうようなアクティブなご夫婦と一緒に作り上げました。普段からモノ作りの現場で働いていることや、奥様が学生時代にエイジング塗装のお仕事をされていたことなどから、「自分たちの手で家づくりをしたい」という想いが強いお二人でした。

どこまで私たちが工事をして、どこからDIYでやるのか。その線引きをすることから始まりました。

「珪藻土やタイルは自分たちでできるはず!DIYでやります!」とのことだったので、フローリング貼りや新規壁の造作、設備工事はプロに任せてもらい、ベースを整えたうえで、仕上げをDIYでやることで完成度の高い空間づくりを目指すことになりました。

 

まず、3DKの間取りを大きなリビング+洋室に変更。この大きなリビングにキッチン・ベッドスペース・ワークスペースの要素も盛り込んで、生活の拠点となるような間取りにしました。

 

キッチンもはじめは機能重視のシステムキッチンでというお話でしたが、常に見えることを踏まえてオリジナルキッチンに変更。積層合板+ステンレス天板に扉の黒を合わせた黒皮風塗装の鉄脚でパリッと男前なキッチンになりました。

DIYで仕上げてもらった白のタイルもキッチンと相性が良く映える空間に。

 

 

 

壁はご自身たちで珪藻土を塗る計画だったので、着工時に一緒に既存のクロスを剥がし、これから少しずつ仕上がっていく部分です。

既存のクロスを剥がし、コンクリートが現しになっただけで求めていた空間に少し近づいたようで、「このままでもいいかも…」そんな会話も聞こえてきました。

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水廻りは暗くジメッとした空間でしたが、オリジナルの洗面台とDIYのタイルで明るい空間になり、お二人が考えたタイルのデザインがクラシカルな空間を作っています。これからタイル上部の壁に珪藻土が塗られ、ミラーがつくことでさらにまとまりのある空間にグレードアップされていきます。

 

考えながら進めていく、作りながら決まっていく、お互いに進捗を伝え合い空間ができていくプロセスを楽しみながら工事は進んでいきました。

工事は完了しましたが、DIY部分の完成、そしてこれから生活していくなかで空間がより充実していく空間です。

 

【Before】

 

【物件情報】
所在地:東京都目黒区
アクセス:東急東横線「学芸大学」駅 徒歩10分
面積:約57㎡
設計:Drawer
施工:Drawer

 

CATEGORY : HOUSE